今井美術館で「金澤翔子展」 7日開幕へ

金澤翔子さんの作品の展示位置を確認するスタッフ
 躍動感と優しさにあふれる作品が高い評価を受ける書家、金澤翔子さん(32)=東京都=の大作を集めた特別展「ダウン症の天才書家 金澤翔子展」(今井美術館、山陰中央新報社主催)が7日、島根県江津市桜江町川戸の今井美術館で開幕する。2014年以来2度目となる同美術館での展覧会で、四曲屏風など大作を中心に約30点を展示。5日は搬入作業があり、関係者が、新作を含む書作品を館内に設置した。

 金澤さんは5歳で母親の泰子さん(73)=同=に師事して書道を始め、12年のNHK大河ドラマ「平清盛」の題字を手掛けたことでも知られる。心に強く訴えかける力を持つ書は、見る人の感動を呼び、全国各地で個展や席上揮毫(きごう)を行っている。今回は、初公開の「円相」や、同美術館所蔵の甲冑(かっちゅう)にちなんで制作した新作「鎧(よろい)」「錣(しころ)」も披露する。会期は11月5日まで。

 初日は午前10時から開会式があり、金澤さん母娘も出席する。終了後、書籍の当日購入者(先着50人)を対象とした翔子さんのサイン会もある。会期中無休。入館料は、前売り一般千円(当日1200円)、学生と18歳以下は無料。

 問い合わせは同美術館、電話0855(92)1839。

2017年10月5日 無断転載禁止