菅氏、政権交代前の状況なら延期 消費税増税で

 記者会見する菅官房長官=6日午前、首相官邸

 菅官房長官は6日の閣議後の記者会見で、2019年10月に予定する消費税率引き上げの判断に関し、12年12月に発足した第2次安倍内閣への政権交代前の経済状況なら延期するとの考えを示した。具体的には、有効求人倍率0・83や1ドル=75円に近い円高水準に戻った場合を挙げた。

 菅氏は「そんな厳しい経済状況で引き上げたら、日本経済が底割れしてしまう」と説明。経済成長を軌道に乗せ、増税できる環境を整備することに意欲を示した。

 消費税増税の延期を巡っては、安倍首相が9月26日に「リーマン・ショック級の事態が起こらない限り、基本的に引き上げていく」と述べていた。

共同通信社 2017年10月6日 無断転載禁止