えひめ国体 長岡(島根)快投 準優勝 少男B砲丸投げ

【陸上・少年男子B砲丸投げ】5投目に16メートル57の自己新をマークし、2位に輝いた長岡雅飛(島根・益田東中)=愛媛県総合運動公園陸上競技場
 第72回国民体育大会「愛顔つなぐえひめ国体」第9日は8日、愛媛県などで16競技・種目があり、陸上少年男子B砲丸投げで長岡雅飛(島根・益田東中)が準優勝した。少年女子B100メートル障害で昨年5位の長崎さゆり(島根・大社高)が3位、成年男子400メートルの池田弘佑(鳥取・鳥取大)が7位だった。

 相撲成年個人は、昨年優勝の西郷智博(鳥取・県地域振興部)が3位。ボクシング少年男子では、フライ級の小川達也(鳥取・境港総合技術高)、ピン級の徳岡孝志朗(鳥取・鳥取城北高)が、ともに準決勝で敗れ3位となった。

 レスリングは、少年男子フリースタイル50キロ級の澤谷孟(島根・隠岐島前高)、同55キロ級の戸鳴巧貴(同)、成年男子フリースタイル97キロ級の徳山利範(鳥取・不二精機)がいずれも5位。バドミントン成年女子の鳥取(Cheerful鳥取)も5位だった。

 ソフトテニス少年男子は、昨年4位の島根が2年連続で準決勝進出。ボートでは、少年男子ダブルスカルの小山峻(鳥取東高)境凌輔(米子工高)組など鳥取勢が4種目で、4艇によって争われる決勝に進んだ。

 大会第10日は9日、陸上、ボート、ソフトテニスなど15競技・種目がある。


無心で自己記録32センチ更新

 「瀬戸際」からの無心の一投で上位を射止めた。陸上少年男子B砲丸投げで全国中学3位の長岡雅飛(島根・益田東中)が、中国中学新の自己ベストを32センチも更新する16メートル57で2位。「鳥肌がたった」という快投で大きな自信をつかんだ。

 初出場の14歳。スタンドには約8千人が入り「緊張して雰囲気にのまれていた」と、前半の3投は最高15メートル26の8番手。同じ記録で並んだ選手を2番目の記録で上回り、辛くも4投目に進んだ。

 全中の1投目に雨で滑って転倒した恐怖心がよみがえり、体全体で投げられないことがあったが、この日は1投目から記録を伸ばし続け、調子は上がっていた。「何も考えなかった」という5投目が、トップと4センチ差のビッグスローとなった。

 「全身を使って投げた感覚があった」。記録の伸びを奪っていた嫌な記憶も吹き飛ばす一投で、全中覇者らも上回った。中学での最終戦は今月末のジュニアオリンピック。「この手応えを自信に優勝したい」と初の全国タイトルを見据えた。

2017年10月10日 無断転載禁止

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