健康ツアーに“太鼓判” 元五輪選手朝原さんら 神社巡りやウオーク

報国寺で護摩行を体験する朝原宣治さん(左奥)ら参加者
 吉賀町の地域資源を活用した運動や食事を楽しむヘルスツーリズム「よしかスタイル」のモニターツアーが12、13の両日、同町内であった。北京五輪陸上男子400メートルリレー銅メダリストの朝原宣治さん(45)をはじめ、首都圏や関西の経営者、スポーツトレーナーら7人が参加。神社を巡るサイクリングや寺での護摩行などを体験し、豊かな自然環境などに太鼓判を押した。

 ツアーは、吉賀町を健康観光地として全国にPRし、地域活性化や観光推進につなげようと、健康指導などを手掛ける同町の誘致企業・Original(オリジナル) Nutrition(ニュートリション)(大阪市、岩崎真宏社長)が企画。県のヘルスケアビジネス先進モデル構築支援事業の助成金500万円を活用して準備を進め、町や温泉運営会社など官民3団体の協力を得た。

 初日は参加者が健康状態のチェックを受けた後、広島県の世界遺産・厳島神社の分社に当たる神社などを巡るサイクリングを約10キロのコースで挑戦。2日目はノルディックウオーキングで約2キロを歩いたほか、同町柿木村柿木の報国寺で護摩行による精神修養を体験した。ツアー中は、町産食材を使った会席やサラダなど食の魅力も堪能した。

 朝原さんは「豊かな自然の中で心身をリフレッシュできて満足した。地域資源を生かしたヘルスツーリズムとして期待できる」と評価し、岩崎社長は「運営がスムーズにいった。参加者から集めた活動量計のデータやアンケート結果を踏まえ、内容を精査したい」と話した。

 11月に2回目のモニターツアーを行い、来春から本格実施する。同社は吉賀町のほか、静岡県や宮崎県で同様の事業を展開する。

2017年10月14日 無断転載禁止