萩・石見空港マラソン 滑走路3千人駆け抜け 雨の中声援力に

空港の知名度を高めようと開き、10回目。ハーフマラソンと10キロの参加者は、真っすぐに伸びた2千メートルの滑走路を走った後、日本海を臨む持石海岸沿いを経て、同市高津町の県立万葉公園にゴールした。雨の中、沿道では多くの市民が声援を送った。
1988年のソウル五輪女子1万メートル日本代表で、女子マラソンでも活躍した松野明美さん(49)がゲストランナーとしてハーフマラソンを走り、大会を盛り上げた。
女子ハーフマラソン中学生~39歳の部に出場し、1時間24分34秒のタイムで優勝した松藤沙也佳さん(27)=山口県下松市=は「4回目の出場で、初めての雨だった。涼しくて楽しく走れた。沿道の声援がうれしかった」と笑顔をみせた。
ハーフマラソンを完走した益田市立小野中学校3年、大賀成将さん(15)は「ゴール前の上り坂がきつかった」と汗をぬぐった。
2017年10月16日 無断転載禁止