歌の楽しさ児童体感 ソプラノ歌手 母校で出前授業

南波美穂さん(右端)の指導で合唱曲を練習する児童
 益田市出身のソプラノ歌手、南波美穂さん(43)が19日、母校の吉田小学校(益田市中吉田町)で出前授業を行い、4~6年生が専門的な指導を受け、歌の楽しさを体感した。

 出前授業は、南波さんの同級生で同校PTA会長の原洋行さん(43)が、この日のPTA研修会に、歌のゲストとして南波さんを招き、実現した。

 5年生97人を対象にした授業で、南波さんは、小学校時代に声楽に出合ったと振り返り、「自分の好きなことを見つけて大事にしてください。私の場合は音楽だった。人と比べずに自分の中で成長してほしい。それが自信になる」と語り掛けた。

 続いて、ソプラノとアルトのパートごとに、手本を示しながら発声や発音方法を説明。児童たちは「しっかり音を取ろう」「もう少し声を出して」などと助言を受けながら、大きな口を開けて歌った。

 5年生は11月19日の学習発表会で、この日指導を受けた合唱曲「ぼくらの地球」を披露する予定。アルトの酒井爽太郎君(11)は「これまで授業で歌っていた時より、声がきれいに出るようになった」と笑顔を見せた。

 原さんは「子どもたちに、将来の職業の選択肢として音楽の道もあることを知ってもらいたい」と話した。

2017年10月22日 無断転載禁止