浜田・室谷で棚田米すくい笑顔 多彩な祭りにぎわう

棚田米すくいを楽しむ来場者ら
 日本の棚田百選に認定されている「室谷棚田」で知られる浜田市三隅町室谷地区でこのほど、「棚田まつり」があった。目玉の棚田米すくいをはじめ、石見神楽やよさこいなど多彩な催しが繰り広げられ、約300人が楽しんだ。

 両谷連合自治会が主催。台風接近のため、会場は屋外から井野小学校室谷分校跡に変更した。

 棚田米すくいでは、新米コシヒカリ130キロが台上に載せられ、子どもからお年寄りまで多くの来場者が1回200円で、新米を手ですくい、袋にたっぷり入れて喜んだ。ステージでは、地元の両谷神楽社中と井野神楽が熱演し、地元婦人会による炊き込みご飯や豚汁が販売された。

 広島市南区から訪れた同市立宇品小学校5年の西浦陽菜さん(10)は「お米をいっぱいすくえて楽しかった」と笑顔を見せた。

 地区内には、浜田にコーヒー文化を根付かせた三浦義武(1899~1980年)の生家跡があり、今月に「三浦義武 缶コーヒー誕生物語」(松籟社)を出版した加納美術館(安来市広瀬町布部)の神英雄館長(63)が棚田散策を案内し、復刻したヨシタケコーヒーも安価で販売した。

2017年10月26日 無断転載禁止