多様な仕覆のひとときを 山口の女性200点展示 津和野で3日から

展示する仕覆を並べる山田啓子さん
 津和野町後田のギャラリーはぜくらで3日から茶道具を入れる袋「仕覆(しふく)」の制作教室を山口市で開く、同市在住の山田啓子さん(80)らによる作品展が始まる。2日は、山田さんたちが個性豊かな作品計200点の展示作業を進めた。期間は5日まで。

 山田さんは約40年前、茶道仲間に誘われたことをきっかけに仕覆の制作を始め、約30年前から教室を開いている。津和野町にも10年以上指導に訪れていたのを縁に、初めて町内で展示会を企画した。

 展示するのは、山田さんと弟子7人が手作りした作品。茶わんや茶しゃく、ようじといった茶道具入れに加え、焼き物や名刺、扇子などさまざまな用途の仕覆が並ぶ。絹の生地を中心に、間道(かんどう)と呼ばれるしま模様や、縦糸と横糸でウサギや竜の模様を織った緞子(どんす)など、格式高い作品がそろっている。山田さんは「多様な仕覆を実際に見られる機会は少ない。多くの人に興味を持ってもらえればうれしい」と呼び掛けた。

 入場無料、午前10時から午後4時まで展示する。

2017年11月3日 無断転載禁止