女子ログ 余裕を持って

 私はよく考え込んでしまう癖がある。考えることは悪いことではないとは思うが、度が過ぎては駄目だと心している。しかし最近、悩んでしまった。

 イベントなどの司会や選挙のウグイス嬢を仕事にしていて、その日の司会は力まず自然体で、気持ちを楽にして、させてもらった。リラックスし過ぎた自分にこれでよいのか?と疑問を感じたが、クライアントは大変喜んでくれた。その温度差が私にはしっくりこなくて、悩んでしまったのだ。

 司会業の傍ら、事務職で勤めている会社で、社長が私の悩んでいる姿を見て声を掛けてくれた。相談すると、社長は「気持ちにゆとりがあるほうが、案外いい仕事ができるもの。つまり自分の頑張り度と、お客さまが求めているものは、一緒ではないということだ」と話された。自分の頑張り度や満足度は、お客さまの満足度とは必ずしも一致しないということ。

 社長に教わり、仕事は、ある程度の気持ちの余裕と余力を持って取り組むと、クライアントに満足をしていただけるのだと納得した。余力あり、余裕ありのほうが、ある意味自分を冷静な目で見られるからなのかもしれない。

 社長から教わったことを教訓に、そしてそのもとで仕事ができることに感謝しながら、これからも声の仕事にも頑張っていきたい。

(鳥取市・DJレイ)

2017年11月8日 無断転載禁止