石見智翠館高 赤ちゃん登校日  「命」抱き思いやり実感

赤ちゃんのおむつ交換に挑戦する生徒
 乳児と保護者を学校に招いて交流する授業「赤ちゃん登校日」が7日、江津市渡津町の石見智翠館高校であり、スポーツコースの3年生74人が生後4カ月前後の赤ちゃんと触れ合った。高校では初めての開催で、生徒は赤ちゃんを抱っこするなどして、相手を理解し、思いやる心の大切さを学んだ。

 同授業は、まだ会話ができない赤ちゃんと、親との関わりを通じ、コミュニケーションの重要性を学ぶことなどを目的とした体験型学習プログラム。考案した高塚人志・帝京大客員教授が、江津市など全国の小中学校で指導に当たっており、高校での開催は石見智翠館高が初めてという。

 同校は、生徒に人間関係の構築力などを高めてもらおうと、市子育てサポートセンターの協力を得て実施した。生徒は高塚客員教授から接し方のポイントを事前に学び、市内外から集まった赤ちゃんと保護者計24組と対面。保護者から子育ての様子を聞き、赤ちゃんを抱っこしてあやしたり、おむつ交換に挑戦したりして幼い命と触れ合った。

 ラグビー部の山本拓海さん(18)は「初めての抱っこで緊張したが、赤ちゃんが笑ってくれ、本当にかわいかった」と笑顔で話した。授業は12月4日にもあり、生徒は同じ赤ちゃんと再会し、交流を深める。

2017年11月8日 無断転載禁止