商店街に活気を 50店営業し「日曜茶町」 松江で12日

茶町商店街を挙げた催しに向けて意気込む実行委員会のメンバー
 松江市中心部の茶町商店街で12日、商店街を挙げた催し「モノと食、人が集まる日曜茶町」がある。かつて多彩な店舗が並び、行き交う人であふれた当時の活気を取り戻そうと、若手が中心となって企画した。空き店舗や空き家も活用するほか、日曜定休の店も臨時開店し、約50店が出店する。主催する実行委員会は「商店街の名前を知ってもらうきっかけにしたい」と意気込む。

 同市東茶町と西茶町からなる茶町商店街は松江城の南側にあり、昭和30年代は西茶町だけで70店以上が軒を連ねた。現在は東西350メートル区間に約40店舗が営業する。高齢化などで店舗数は減ったものの、近年20、30代の若手経営者が増える傾向にある。

 「肩がぶつかるほど混み合った当時を再現できれば」と今年3月、若手有志4人がチャマチ会議実行委員会(加島浩介委員長)を設立。特に人通りが少なくなる日曜のにぎわい創出を目指した催しを企画した。日曜定休の店舗だけでなく、空き店舗や個人宅の車庫前も利用しようと声掛けを開始。商店街を挙げた催しは30年ぶりとあり、多くの賛同を得た。

 当日は、島根の特産品を取り扱う八百万(やおよろず)マーケット(松江市玉湯町玉造)が出張販売するほか、空き店舗に産直野菜や弁当販売、アイスや紅茶をはじめとした飲食店、縫製品販売店などが出店する。焼き菓子店「COCHICA(コチカ)」(同市西茶町)では、焼き菓子マルシェとして8店舗の自慢の品を並べる。

 老舗・加島茶舗(同)の経営に携わる実行委の加島委員長(32)は「茶町という名前の認知度が低くなっている。まずは存在を知ってほしい」と話した。

 時間は午前10時から午後4時まで。問い合わせは加島委員長、電話090(8245)4163。

2017年11月11日 無断転載禁止