めぐみさん拉致、15日で40年 日朝緊張、帰国見通せず

 横田めぐみさん

 1977年に新潟市の中学生横田めぐみさん=失踪当時(13)=が北朝鮮に拉致され、15日で40年が経過した。父の滋さん(85)と母の早紀江さん(81)は娘と引き裂かれた苦しみを抱えながら、拉致被害者家族の代表的存在として被害者全員の救出を訴えてきた。ただ緊張する日朝関係に改善の兆しはなく、帰国の見通しは立っていない。

 失踪から20年後の97年、北朝鮮による拉致の可能性が浮上した。日本政府は2002年、小泉純一郎首相の訪朝で被害者5人を帰国させ、その後も家族が相次いで日本に渡った。滋さんと早紀江さんは家族会の「顔」として娘の救出を訴え続ける日々を送った。

共同通信社 2017年11月15日 無断転載禁止