女子ログ 家事にも表れる心

 ストレスから家事全般が手につかなくなってしまった時期があった。本棚が一つ埋まるくらいレシピ本を集めて、賃貸物件の条件に「広いキッチン」が必須なくらい大好きだった料理すらも、コンビニで済ませるようになって1年がたった。

 「できること」よりも「できないこと」に目が向いてしまい、毎日続けて自炊できない自分はダメなやつだし、買ったのに傷んで捨てられてしまう野菜に申し訳ない気持ちが募った。

 だが最近になってようやく、料理をはじめとする家事が機嫌よくこなせるようになってきた。きっかけは、持ち寄りの女子会だった。最年少と最年長の年齢差20歳以上の女性が集まり、おのおの食べたいものを持ち寄った。シンプルなものも手が込んだものも、みんなの手料理はとてもおいしく、さらにおいしいお酒と多様な価値観の人たちとの飾らない会話を楽しんだ時間で、とてもリフレッシュできたひと時だった。

 外食や総菜で済ませればあっという間に済む食事も、誰かと話しながら食べたり作ったり片付けたりする時間を持つことがストレス解消になるのかもしれない。

 それからは自炊をぼちぼち再開できている。たかが家事と思わず、日常の一瞬一瞬が自分を作っているのだ、と感じた出来事だった。

(益田市・チャッキー)

2017年11月15日 無断転載禁止