輝(き)らりキッズ 安来節全国優勝大会 3種目頂点

連覇(れんぱ)が目標「将来(しょうらい)は師範(しはん)に」

少年3段(だん)の唄(うた)と弦(げん)、2級の鼓(つつみ)

増田 佐和子(ますだ さわこ)さん (安来一中2年)

姉・日向子さん(右)の三味線にあわせて安来節を唄う増田佐和子さん=安来市安来町、社日交流センター
 安来千軒(やすぎせんげん)、名の出たところ、社日桜(しゃにちざくら)に十神山(とかみやま)-などとうたわれる民謡(みんよう)・安来節(やすぎぶし)。安来市が全国に誇(ほこ)る安来節の日本一を決める安来節全国優勝(ゆうしょう)大会で今年、少年3段(だん)の唄と弦(げん)(三味線(しゃみせん))、同2級の鼓(つつみ)の計3種目で優勝したのが、安来一中2年の増田佐和子(ますださわこ)さん(13)です。

 増田さんは、安来節の唄と弦で師範(しはん)の資格(しかく)を持つ母の友美子(ゆみこ)さんの影響(えいきょう)で、幼(おさな)い頃(ころ)から安来節に親しんできました。母が習っている安来市内の教室についていったりして安来節を学んできました。

 安来節の唄は難(むずか)しいことで知られています。増田さんが得意なのが唄で「最初は難しいと思ったけど、お母さんがうたっているのを聞いていたので、うたえるようになるのが早かった」といいます。

三味線の稽古に励む増田佐和子さん=安来市安来町、社日交流センター
 現在(げんざい)、唄、弦、銭太鼓(ぜにだいこ)で、中学生が取得できる最も上位の資格の少年3段を持つほか、鼓では同2級を持っています。鼓と銭太鼓を指導(しどう)する小池孝子(こいけたかこ)さん、弦を教える川上博文(かわかみひろふみ)さんの2人とも増田さんを「教えたことをすぐに吸収(きゅうしゅう)してくれる」と評価(ひょうか)します。

 安来節全国優勝大会は、全国62支部(しぶ)、会員約3200人を持つ安来節保存会(ほぞんかい)が安来節を受け継(つ)ぎ、広めていくことを目的に毎年8月に安来市内で開いています。増田さんは大会に小学2年生から毎年出場し、過去(かこ)に別の段や級で優勝経験(けいけん)もあります。

 今年の大会も8月15日から3日間、同市安来町の市民体育館で開かれ、各地の予選会を勝ち抜(ぬ)いた安来節保存会員約780人が唄、弦、鼓、踊(おど)り、銭太鼓の5種目で、日頃の稽古(けいこ)で磨(みが)いた芸を競いました。増田さんが出場した少年の部は中学生以下が対象で、3段から3級まで6階級に分かれ、段や級、種目ごとに審査(しんさ)しました。

 今年の大会は「緊張(きんちょう)したけど、稽古の成果を出すことができた。優勝できてうれしかった」と会心の出来栄(できば)えで頂点(ちょうてん)に立つことができ、喜んでいます。

 来年の大会の目標は少年3段の唄と弦の連覇(れんぱ)と、鼓は昇級(しょうきゅう)し、同1級の優勝です。その先について「唄と弦、鼓、銭太鼓で師範の資格を取りたい」とさらなる高みを目指しています。

プロフィル

【好きな教科】数学

【好きな食べ物】

      焼き肉、ステーキ

【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】教師(きょうし)

【得意なスポーツ】

      テニス、スキー

2017年11月15日 無断転載禁止

こども新聞