国内最大級古典籍入札会で内覧会 「中尊寺清衡願経」など出品

 藤原清衡が命じて書かせた大般若経の写経「中尊寺願経」

 国内最大級の古典籍オークション「古典籍展観大入札会」の報道陣向け内覧会が16日、東京都内で開かれ、全国の古書業者らが出品する書画など約2千点が公開された。平安時代に奥州藤原氏の初代藤原清衡が命じて書かせた大般若経の写経「中尊寺清衡願経」などが出品される。

 中尊寺清衡願経は一巻で、紺色の紙に金泥と銀泥で文字が記され、字が剥がれ落ちないようにイノシシの牙で磨いて定着させている。同じく金や銀で描かれた仏の絵の豊かな表情もしっかりと残っている。

 大入札会は17、18日に東京都千代田区の東京古書会館で開催される。入場無料。

共同通信社 2017年11月16日 無断転載禁止