クヌギ大きく育って 益田・北仙道保育所 園児種まき

クヌギの種まきをする園児ら
 益田市大草町の北仙道保育所の園児19人がこのほど、保育所近くの畑でクヌギの種まきをした。同市赤雁町で植林などを手掛ける渡辺治平さん(60)が循環型林業について知ってもらおうと初めて企画。園児が生育を願いながら、丁寧に土をかぶせた。

 渡辺さんが、所有する畑40平方メートルを提供。初めに市職員やJFしまねの関係者が「クヌギの実はクマやイノシシの餌となり、里に下りてこなくなる。山に植えてほしい」などと植樹のメリットを紹介した。

 続いて渡辺さんが、園児が事前に拾い集めた直径2センチほどのクヌギの実を水につけ、受け取った園児が種をまき、土をかぶせて水やりした。来春には発芽し、2、3年で高さ50センチほどに育ち、市内の山林に植えるという。

 渡辺竜使ちゃん(5)は「植えるのが楽しかった。早く大きくなってほしい」と笑顔。渡辺さんは「2020年に全国植樹祭が県内で開催されることもあり、森林と海のつながりなど自然の仕組みを知ってもらいたい」と話した。

2017年11月18日 無断転載禁止