女子ログ 見守るということ

 先日、ミシンで作業中、小学1年生の娘が隣で何やらゴソゴソしだした。はぎれ布に自分で手縫いをして簡単な縫い物をした後、「見らんでよ~」と何度も言いながら、何か書いている(昔は何でも「見ちょって~」だったのに)。

 それはわたしへの手紙で「おかあさんげんきですか わたしはげんきです」「おしごとがんばってね」と書いてあった。小さな封筒もあり、中には【かたたたききっぷとあしなでなできっぷ】と書かれたマッサージ券が入っていた。涙が出るほどうれしく、「うれしいよ、ありがとう」と伝えると、娘もうれしそうに笑っていた。その場で使うつもりだったのに「来月から使えます」と言われてしまった。

 子供が大きくなるにつれ、距離感を考える。ぎゅっと抱きしめようとすると嫌がることもあるし、見守るというのも、いつもいつも見張ることではないだろう。存在は感じつつ、娘が「見らんでよ~」という時は見ないふりをする。

 最近思うのは、「やりなさい」と言うよりも、母の私が自分の勉強や作業をすることで娘もやりたい気持ちになるようだ。そして縫い物や料理も、手つきが慣れている。「どうしてそんなに上手なの?」と尋ねると、「おかあさんのを見てるから」と言っていた。わたしも娘にしっかり、見られているようだ。

  (島根県奥出雲町・さと∞)

2017年11月18日 無断転載禁止