“ツンデレ”王子を好演 韓国ドラマのパク・ボゴム

 王子になりきるため「楽器や乗馬のレッスンも受けました」と話すパク・ボゴム=東京都内

 爽やかな笑顔をトレードマークに、韓国でブレーク中の俳優パク・ボゴム。日本でも放送が始まった韓国の人気ドラマ「雲が描いた月明り」で、一見クールだが、内に優しさを秘めた“ツンデレ”王子のイ・ヨンを好演している。

 朝鮮王朝を舞台に、男の姿で生きるヒロインと、世継ぎの宿命を背負ったヨンの恋を描く。権謀術数が渦巻く宮廷に育ったヨンは、王になる覚悟を持ちつつも遊び人のダメ息子として振る舞い、容易に本心を口にしない。パクは「非常に複雑なキャラクター。どう表現すべきか、確信が持てないまま撮影に入った」と振り返る。

 転機が訪れたのは、ヒロインと出会った直後、2人で穴に落ちる場面を撮影したとき。自ら体を張って演じたことで「心から『ヨンになれた』と感じた」。同時に、それ以前の演技に納得がいかなくなり、撮り直した部分もあるという。

 見どころの一つに、時代劇ならではの美しい衣装を挙げる。ヨンは身分を伏せるため、さまざまな役人の服で登場することもあり「今までにないくらい、すてきな衣装をたくさん着られました」。

 来日の際には東京タワーや富士急ハイランドを訪れたというパク。「もっと日本を知りたい。お薦めはどこですか?」と身を乗り出す。「日本の作品も大好き。いつか出てみたいので、語学を頑張ります」と話した。

 ドラマはテレビ東京で放送中。ブルーレイとDVDも販売している。

共同通信社 2017年11月20日 無断転載禁止