女子ログ 干し柿の重み

 昨年に続き、2度目の干し柿づくりを終えた。昨年引っ越した家の対岸の小さな畑に、渋柿の木が3本ある。

 昨年、対岸にはクマがよく出没した。うちの柿の木にもクマが登り、大慌てで収穫。約800個。300個は知人にあげて、残るは500個。同じくつくったことのない友人夫妻を呼び出し、お隣のおばあさんに教えてもらい、はじめての干し柿づくり。むいてもむいても、つるしてもつるしても、まだまだある柿。励まし合いながらつくった。ビギナーズラックか、天候に恵まれたからか、驚かれるおいしさの干し柿が出来上がった。

 そして2度目の今年。今年は450個。知人にあげて、残るは250個。昨年の成功で自信みなぎる友人夫妻と「少なくて、今年は楽だねー」と言いながら始めたけれど、なんだか大変。昨年並みに大変。柿が大きい。一つ一つが大きく、重い。一つのひもに10個つけるとずしっとくる。

 夜中、外でがしゃんと大きな音がした。恐る恐る見てみると、柿をつるしている竹ざおが折れている。そんなに重いのか。でもきっと大きさに比例しておいしいのでは、と浮き浮きしている。

 干し柿をつるすと、冷たい風が吹くのがうれしくなる。吹くたびおいしくなっていく気がする。

(鳥取県八頭町・桃子)

2017年11月24日 無断転載禁止