三菱マテ子会社、不正承知で出荷 社長謝罪、全事業調査

 製品の検査データ改ざんについて謝罪する(右から)三菱電線工業の村田博昭社長と三菱マテリアルの竹内章社長ら=24日午後、東京都千代田区

 三菱マテリアル子会社の三菱電線工業(東京)が、製品の検査データが改ざんされた可能性を承知しながら顧客企業への出荷を続けていたことが24日、分かった。ずさんな品質管理体制が鮮明になった。村田博昭社長が東京都内での記者会見で明らかにした。三菱マテリアルの竹内章社長は謝罪し、品質問題がほかにも存在しないか確認するため、グループ全事業所の臨時調査を実施していると表明した。

 三菱電線と三菱伸銅(東京)の2子会社には、社外の弁護士らで構成する委員会をそれぞれ設置した。年内をめどに調査の状況を公表する。

共同通信社 2017年11月24日 無断転載禁止