三江線の段ボール列車登場 邑南・口羽保育所の園児 絵貼り完成

JR三江線の車両に模して作った段ボール列車に絵を貼り付ける園児たち
 JR三江線の車両をイメージして作った大きな段ボール列車が24日、島根県邑南町下口羽の口羽公民館に登場した。近くの口羽保育所の園児が、同線をテーマに描いた絵を貼り付けて完成。列車は、同線が廃止になる来年3月末まで、同公民館ロビーに展示される。

 口羽地区には三江線が通り、園児たちは散歩で口羽駅に行くなど身近な存在になっている。同公民館の職員が、鉄道の思い出を園児の記憶にとどめてもらおうと、折り紙博物館(広島県三次市)の赤木賢治館長から指導を受け、10日間かけて作業。段ボール製の列車は高さ0.9メートル、幅1メートル、長さ2.5メートルで、ヘッドライトや車内灯も設置し、明かりがともる工夫を施した。

 この日は、園児8人が絵28枚を側面に貼り、最後は赤木館長手作りのヘッドマークを取り付けた。ヘッドマークには、地区のシンボルになっているホタルの折り紙が飾られ、「くちば」と書かれている。

 台車部分を取り外すと車内に乗り込むことができ、園児たちは窓から手を振るなどして楽しそうに遊んだ。列車が橋を渡る場面を描いた淺原響空(きら)ちゃん(5)は「もっと乗りたかった。また来ていっぱい遊びたい」と笑顔だった。

2017年11月24日 無断転載禁止