いざ本番へ「まねき上げ」、京都 南座に飾らないのは初

 ロームシアター京都で行われた「まねき上げ」=25日午前、京都市

 京都の歳末の風物詩「吉例顔見世興行」を前に、大入りを願い歌舞伎役者の名前を板いっぱいに書き入れた看板を劇場正面に掲げる「まねき上げ」が25日、京都市左京区のロームシアター京都で行われた。

 例年、看板が飾られていた京都市東山区の南座は耐震改修工事のため休館中。南座でまねき上げが行われないのは、松竹が南座の運営を始めた1906年以降初めてという。

 公演で襲名披露を行う八代目中村芝翫さんも訪れ、「素晴らしい先輩方の胸を借りて、一生懸命務めてまいります」と話すと、集まったファンから拍手が湧き起こった。公演は12月1日から18日まで。

共同通信社 2017年11月25日 無断転載禁止