北朝鮮、新型ICBM発射 全米射程か、青森沖に落下

 29日、北朝鮮の朝鮮中央テレビが放映した金正恩朝鮮労働党委員長。新型のICBM「火星15」の発射実験に成功したとする政府声明を発表した(共同) 北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、報道対応する小野寺防衛相=29日未明、防衛省 ミサイルが落下したと推定される水域

 北朝鮮は29日午前3時18分ごろ、同国西部から日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射した。日本政府によると約53分間で約千キロ飛行、青森県西方約250キロの日本の排他的経済水域(EEZ)に落下した。朝鮮中央テレビは同日午後、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」の発射実験に成功したとする政府声明を発表。金正恩朝鮮労働党委員長が立ち会い「国家核戦力完成」を宣言した。到達高度は4千キロを大きく超え過去最高。米全土が射程に入る恐れがある。

 通常より高い角度で打ち上げて飛距離を抑える「ロフテッド軌道」とみられる。

共同通信社 2017年11月29日 無断転載禁止