カナダ首相、性的少数者に謝罪 「国家の抑圧」

 28日、カナダ下院でLGBTに謝罪する演説をし、涙をぬぐうトルドー首相(Adrian Wyld/The Canadian Press提供、AP=共同)

 【ニューヨーク共同】カナダのトルドー首相は28日、下院で演説し、性的指向を理由に公職を追放されるなど、かつて性的少数者(LGBT)に対し「国家による組織的な抑圧と排斥」があったと認め、公式に謝罪した。

 トランプ米大統領が、心と体の性が異なるトランスジェンダーを米軍に受け入れない方針を示しているのとは対照的で、ツイッターなどでは「トランプ氏も見習うべきだ」との声が上がった。

 カナダでは1950年代から90年代にかけて多くのLGBTが公職を追われた。演説でトルドー氏が「われわれがしたことを恥じ入り、悲しみ、誠に遺憾に思う。謝罪したい」と表明した。

共同通信社 2017年11月29日 無断転載禁止