浜田で13社中が迫力の舞 日本石見神楽大会

「鍾馗」を披露する美川西神楽保存会のメンバー
 浜田市内の石見神楽社中や同好会が舞を披露する「日本石見神楽大会」がこのほど、同市黒川町の石央文化ホールであった。江津市と広島県内の各1社中を加えた計13社中が迫力の舞を繰り広げ、約700人の観客を魅了した。

 神代神楽上府社中の儀式舞「神迎え」で幕開け。佐野神楽社中が、神功皇后が干珠、満珠の神徳を持って外征を成し遂げる「武の内」を上演したほか、美川西神楽保存会は「鍾馗(しょうき)」で勇壮な立ち合いを披露。亀山社中は、石見神楽では珍しい男女の悲劇を題材にした「貴船」で女性の強い恨みを表現し、盛大な拍手を受けた。

 また、会場の外では浜田石見神楽社中連絡協議会(上岡直晴会長)が、高円宮殿下記念地域伝統芸能賞を受賞したことを記念し、授賞式当日の写真や記念メダルなどが展示された。上岡会長(73)は「石見神楽の担い手として今後も活動に励みたい」と話した。

 大会は、市内の石見神楽関係者らでつくる実行委員会が毎年開いている。

2017年11月29日 無断転載禁止