瑞風歓迎活動を継続 益田市民有志が駅で音頭や手旗

手旗を振るなどして瑞風の到着を歓迎する園児たち
 JR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」の乗客に島根県益田市をPRしようと、市民有志が6月以降、同市駅前町のJR益田駅ホームで、瑞風を歓迎する取り組みを続けている。伝統の音頭を披露したり、市内の芸術施設のマスコットキャラクターが登場したりと多彩で、10回目となった27日は、園児を含む約40人が出迎え、おもてなしの気持ちをアピールした。

 益田駅では、瑞風の乗客の乗降はないものの、乗務員交代のため約3分間停車することを知った「益田餅つき音頭保存会」の大畑幸三会長(74)が「3分間で乗客に益田を印象づけ、いつか訪れてほしい」との思いで始めた。

 大畑会長ら保存会のメンバーは6月19日以降、月2、3回、山陰上りコース(下関-大阪駅、1泊2日)の便が到着する午後0時39分に、ホームで餅つき音頭を披露。人数がそろわない時は、そろいの法被姿できねを手に持ち、出迎えている。益田市の県芸術文化センター・グラントワのマスコットキャラクター「オロチくん」も皆勤賞という。

 また、ホーム反対側の広場では、西日本鉄道OB会益田支部のメンバーが毎回、手を振っている。

 27日は、保存会員に加え、市内の認定こども園まどころナーサリースクールの年長児、同市観光ガイドの会メンバーらがホームで出迎え、手旗を振った。子どもたちに笑顔で手を振り返す乗客もいた。

 大畑会長は「継続することに意味がある。年明け以降も続けたい」と意欲を示し、益田駅の三島稔駅長(54)は「乗降がない駅でのアピール活動は、なかなか長続きしないものだが、大畑さんらの自主的な活動はありがたい」と感謝した。

2017年11月30日 無断転載禁止