浜田・三隅への郷土愛育んで 住民団体 かるた作る

浜田市三隅町の歴史や文化を紹介したかるたと、制作に当たった宮内萌衣さん(左)と澄田佳奈子さん
 浜田市三隅町の歴史や文化、名所などを紹介する「三隅町めっけもんカルタ」を、地元団体「潮路なぎさみち実行委員会」が作成した。特産の石州和紙を使い、読み札には、方言の三隅弁を盛り込むなど地域色豊かな内容にした。子どもたちの古里への愛着を育もうと、三隅町内の小中学校や保育園、公民館などに配っている。

 読み札では、「ろーと語尾に つければ何でも 三隅弁になるろー」と方言を親しみやすく紹介したり、「へえーすごい 思わず見上げる 大平(おおびら)桜」と地元の名所に触れたりするなどユニークな句が満載。中には「水害の 恐ろしい記憶 胸に残る」と、大きな被害が出た1983年の「58水害」を子どもたちに伝える句もある。

 三隅町内のスポットをウオーキングで巡る「石正美術館と石州和紙の里潮路なぎさみち」でのアンケート調査や地元住民の意見などを取り入れて考案した。

 絵札は、実行委事務局の宮内萌衣さんが手掛け、独特のタッチのイラストで、大麻山神社の景観などを描いている。

 中国建設弘済会(広島市)の助成も受け、20セットを作った。制作に携わった実行委事務局の澄田佳奈子さんは「かるた遊びを通して、子どもたちに古里への関心を深めてほしい」と期待した。

2017年12月4日 無断転載禁止