流れ星とやまんばのイルミお目見え 邑南・矢上小 明るく彩る

矢上小学校の校舎壁面に飾り付けられた流れ星とやまんばのイルミネーション
 島根県邑南町矢上の矢上小学校に3日夜、流れ星とやまんばのイルミネーションがお目見えした。学校を明るく彩ろうと、矢上地区の住民が発案。児童のデザインを基に、約3千個の発光ダイオード(LED)で浮かび上がらせた。来年1月10日頃まで点灯させる。

 同地区には、心優しい「やまんばあさん」の民話が残る。町が12公民館単位で進める地区別戦略で、同地区は「やまんばの里づくり大作戦」として事業を展開。児童が参加して、やまんばあさんがいたとされる山への登山や、やまんば土偶作りなどを行い、古里への関心を高める取り組みをしている。

 今回の企画も事業の一環で、同校の協力を得てイルミネーションを飾り付けることになった。児童からデザイン案を募集したところ、55人が応募した。

 この日の設置作業には、子どもから大人まで約30人が参加。青色に光る星から伸びる尾は色が変化するようにして、星の枠組みは夏祭りで使った竹を再利用した。イルミネーションは、校庭側の校舎2階部分の壁面に取り付け、近くの道路を通行する人からも見えるようにした。

 点灯式には約50人が集まり、参加した住民を代表して三浦幹雄さん(66)が「児童からアイデアをもらい、実現できた」とあいさつした後、全員でカウントダウンして明かりをともした。

 校庭を囲むフェンスの一部には、既に約4千個のLEDが設置されており、いずれのイルミネーションも毎日、午後5~10時に点灯する。

2017年12月4日 無断転載禁止