味わい深い藍染め技法 花や生き物題材の36点

作品を紹介する桐田晴江さん
 益田市有明町の桐田晴江さん(77)の作品展「表装と藍にあそぶ」が、同市あけぼの東町のギャラリー茶房うつわで開かれており、花や生き物を題材にした藍染めや表装が来場者の目を楽しませている。24日までで16日は休み。

 桐田さんは長年、和歌山県橋本市在住で沖縄の伝統的な染色技術「紅型(びんがた)」の作家、堀内あきさんに師事し、藍染めも堀内さんから学んだ。作品展では、沖縄や徳島の藍(染料)を使った作品のほか、和風手拭いを利用した表装など計36点を展示している。

 筒袋に入れたのりを絞り出して絵柄を描く筒描きなどの染色技法を使い、クラゲやアジサイ、コイといった動植物を描いた藍染め作品が並ぶ。大正時代のモダンガールや歌舞伎の始祖「出雲阿国(いずものおくに)」をあしらった手拭いを素材に作った表装も展示され、来場者がじっくりと見入っている。

 桐田さんは「藍の種類や染色技法によって色の濃淡や作品の雰囲気が異なるなど、藍染めは味わい深い。多くの人に見に来てもらいたい」と話した。

2017年12月8日 無断転載禁止