女子ログ しりとり

 私の車にはテレビもDVDプレーヤーもつけていないので、子どもたちと遠出する時は、退屈しのぎによく「しりとり」をします。

 下の娘が2歳半ごろから始めたような記憶がありますが、ルールも分からないし語彙(ごい)も少ないので、とにかく続かない。「キツネ」「ネコ」「…」「ネコだよ、ネ・コ」「…ねじゅみ」「ちが~う!」といった調子。上の息子が「コアラがあるよ」と教えようとしても、自分で考えたいので怒り出す娘。あるいは、自分から始めると言い張るので、「どうぞ」と言うと、「め・ろ・ん!」。

 そんな時期が長かったので、しりとりというのはこんなもんだと思っていましたが、息子は8歳、娘も5歳を過ぎ、最近は2人とも「え? そんな言葉どこで覚えたの?」と驚くような単語を繰り出してきます。

 先日も、なぜかお風呂でしりとりをしようと言い出したので、体を洗いながら適当に答えていると、「カキ」のところで私がつまりました。すると娘がひそひそ耳打ちしてきます。「ちんたろうあめ、があるよ」。…言えてないし、と思いながら、人にアドバイスするほど語彙が増えたのか、としみじみ成長を感じました。

 ところで最近話題の家庭用AI(人工知能)は、しりとりもできるとか。いつか子どもたちと戦わせてみたいと思う母でした。

(出雲市・海苔蔵)

2017年12月9日 無断転載禁止