石正美術館で地元素材の照明展 個性輝く淡い光

光の芸術に見入る来館者
 和紙や陶器など、地元にある素材で作った照明のアートを展示する「いわみの冬至祭・光の回廊」が9日、浜田市三隅町古市場の石正美術館で始まった。職人やアーティスト、子どもらの個性豊かな146作品が館内で淡い光を放っている。23日まで。

 1年で最も日が短くなる時期に、光の持つぬくもりや魅力を感じてもらおうと同館が企画し、17回目。照明を落としたギャラリーに、色とりどりの和紙を貼り合わせてニシキゴイの形にしたランプや陶器のランプシェード、和紙とプラスチックを組み合わせたスタンドなどを展示している。

 近くの石州和紙会館職員、倉井久夫さん(69)は自身が撮影した石見神楽やJR西日本が運行する豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」の写真を和紙に印刷し、あんどんに仕上げた。「自分の好きな写真をパソコンとプリンターを使って和紙に印刷して作った」といい、骨組みを含めて製品化を目指しているという。

 展示は午前9時から午後5時まで。期間中の土曜日は午後8時まで延長し、回廊や庭にランプやろうそくを並べるイベントを開催する。入場無料。

2017年12月11日 無断転載禁止