科学の楽しさ浜高生伝授 理数離れ防止 小学生に出前教室

ペットボトルを使った中和実験を楽しむ生徒と児童
 子どもたちの理科や数学離れを防ごうと、浜田高校理数科2年の26人が18日、浜田市黒川町の石見小学校(杉野本智幸校長)で出前理科実験教室を開いた。煙や音を体感できる七つの実験で、6年生の児童60人に科学の面白さを伝えた。

 将来の理数科志望者を増やそうと、浜田高が2年前から市内の小学校で取り組んでいる。生徒らは総合学習の時間を利用して2カ月前から準備を進めてきた。

 最初に、生徒がアルミ缶の中に水素を注入し、着火して爆発させる実験を披露すると、児童たちから大きな歓声が上がった。

 その後、児童10人が6グループに分かれ、ドライアイスを使った消えにくいシャボン玉の形成や、二酸化炭素と水酸化ナトリウムをペットボトルで中和して真空にするなど不思議な現象が起こる実験を楽しんだ。生徒らはなぜ現象が起こるのか、科学的な仕組みを分かりやすく解説した。

 同教室に参加した松本龍真君(12)は「親切に教えてくれて、科学に興味を持てた」と喜び、実験の指導役を務めた平野智之さん(17)は「子どもたちの反応が意外にもはつらつとしていて、教える側としても楽しかった」と話した。

2017年12月19日 無断転載禁止