輝(き)らりキッズ バドミントンダブルス22日全国大会目指すは優勝

厳しい練習積み自信

引野 一真(ひきの かずま)君 (松江・乃木小4年)

川上 翔大(かわかみ しょうだい)君 (松江・宍道小3年)

シャトルに対し素早い反応を見せる川上翔大君
 スパッ、シュッ-。体育館内に気持ちのいい音が響(ひび)きます。バドミントンのガットの中心にシャトルが当たる音と、ラケットが空気を切る音です。引野一真(ひきのかずま)君(10)=松江(まつえ)市立乃木(のぎ)小4年=と川上翔大(かわかみしょうだい)君(8)=同市立宍道(しんじ)小3年=は、全国小学生バドミントン選手権(けん)大会中国ブロック予選会・小学4年生以下のダブルスで優勝(ゆうしょう)し、全国への切符(きっぷ)を手にしました。目指すは優勝(ゆうしょう)のみ。目前に迫(せま)った大会を前に、練習に一層(いっそう)力が入ります。

 引野君は小学1年、川上君は5歳(さい)からHOSHINO(ホシノ) J(ジェー).B(ビー).C(シー)(ジュニアバドミントンクラブ)に所属(しょぞく)し、練習に励(はげ)んでいます。引野君は「最初は空振(からぶ)りもしたけど、うまく打てるのが楽しかった」と話します。川上君は同クラブのコーチを務(つと)める父・大輔(だいすけ)さん(35)の影響(えいきょう)で初めてラケットを握(にぎ)りました。

粘り強いラリーを見せる引野一真君
 クラブの練習は市内の体育館で週3回、2~3時間。今は全国大会が近いこともあり、週末は県内外である練習試合に参加し、休みなくバドミントンと向き合います。2人はダブルスを組み始めて、わずか半年。前衛(ぜんえい)を粘(ねば)り強いプレーが得意な川上君が、後衛(こうえい)をパワーがあり、足腰(あしこし)が強くフットワークのいい引野君が担(にな)います。

 「2人でやると今まで取れなかった範囲(はんい)をカバーしあえるところが楽しい」と引野君。シングルスと違(ちが)い、同じコートに味方がいることが心強く、勝利を分かち合えるところが魅力(みりょく)だと2人はいいます。

 10月下旬(げじゅん)にあった中国ブロック予選会では、各県の代表16組と戦い、決勝は21-19、21-18の接戦(せっせん)で優勝に輝(かがや)きました。川上コーチは「最後は気持ちで勝った。紙一重(かみひとえ)の試合だった」と振(ふ)り返ります。

試合形式の練習に臨む川上翔大君(左)と引野一真君=松江市学園南1丁目、市総合体育館
 全国大会は、12月22日から広島市で開かれます。引野君は「声を掛(か)け合い、譲(ゆず)り合いをなくしたい」と話し、川上君は「スマッシュを取るとき、フォアかバックかの判断(はんだん)を素早(すばや)くし、粘って点を取りたい」と意気込(ご)みます。

 引野君は川上君を「ネット際(ぎわ)のプレーがうまい」と言い、川上君は引野君を「スマッシュをたくさん打ってくれる。後ろは安心して任(まか)せられる」と、2人の信頼(しんらい)関係はばっちりです。厳(きび)しい練習を積(つ)んできた2人は「優勝する自信はある」と言い切ります。強い気持ちを持った2人は、初めてダブルスでの全国大会に臨(のぞ)みます。

プロフィル

【好きな教科】
 体育と理科(引野君、川上君)
【好きな食べ物】
 ハンバーグとパスタ(引野君)、ラーメン(川上君)
【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】
 プロ選手になること(引野君)
 世界一の選手になること(川上君)

2017年12月20日 無断転載禁止

こども新聞