世事抄録 選挙について

 先般、18歳以上の参政権が認められてから初めての衆院議員選挙があった。参政権を得た若者が誰に投票しようか、どの政党に投票しようかと、政党や候補者の主張を調べ、悩んで投票したのか、あるいは全く関心がなく、投票にも行かなかったのかなど、将来を担う若者の考え方や投票行動の傾向に、昨年の参院議員選挙に続いて興味、関心を持ってウオッチすることになった。

 自身、これまで何度も選挙を経験しているが、本当に自らの意思で候補者を選んで投票したことがあったのかと顧みる。所属する地域や職場の推す候補を、頼まれたからという安易な理由でよく考えもせずに投票に行ってしまっているのが現実なのかもしれない。

 これで良いのか?とは思うが、自らの考え方と完全に合う主張をしている候補者など正直いないし、じゃあ白票を投じるのか、選挙に行かないのかっていうことになると、それもそれでどうかと思えてしまう。

 投票しないと政治の流れを変えられないといわれるが、半面、投票しても何も変わらないという思いも根強くある。

 かつて政権交代が実現した時、国民の期待は高まったが、まさに期待外れに終わった。結局、その失望感が「よりまし論」の選挙につながっている。結局「国民のために」ではない永田町の論理が問題だ。

(雲南市・マツエもん)

2017年12月21日 無断転載禁止