石見神楽演目 完全版で 4社中披露師走恒例 「玄武の舞」

「大蛇」を披露する大都神楽団のメンバー
 師走恒例の神楽大会「年末太刀納(たちおさめ)神楽 玄武の舞2017」が24日、益田市美都町都茂のふれあいホールみとで開かれ、約200人の神楽ファンが4社中の迫力の舞を堪能した。

 歳末の慌ただしさをしばし忘れて神楽で、気持ちよく新年を迎えてもらおうと、益田市内の社中関係者らでつくる「PROJECT(プロジェクト) GENBU(ゲンブ)」(勝田太一代表)が企画し13回目。

 保持演目の継承、発展を狙い公演時間を制限せず、各社中が完全版の演目を披露するのが特徴の大会。同市の石見神楽久木社中、浜田市の安城神楽社中、江津市の大都神楽団、広島市の綾西神楽団が出演した。

 久木社中の「八幡」で幕開けし各社中が2演目ずつ舞った。大都神楽団は石見神楽を代表する演目「大蛇」を披露し、ユーモアを交えつつ親子の別れを描く嘆きの場や、大蛇4頭の息の合った演舞で客席を沸かせた。

 大都神楽団がひいきという益田東高校3年、久保史織さん(18)は「大蛇は嘆きの場の掛け合いが楽しかった」とほほ笑んだ。

2017年12月25日 無断転載禁止