島根県おすすめ名産・特産品をご紹介

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12月の魚・ベニズワイガニ(十脚目ケセンガニ科)

高タンパク、低脂肪のヘルシー食材

 山陰両県はベニズワイガニが豊富に漁獲されていて「紅ガニ」「紅ズワイ」の名前で親しまれています。水分を多く含み、みずみずしく甘みのある味が特徴です。また、比較的手頃な価格で手に入るため、カニ料理を手軽に楽しむことができます。取れたてのベニズワイガニは刺し身にして食べると、身がぷるぷるしていてとてもおいしいです。

 ベニズワイガニと形がよく似ていて、雄は松葉ガニと呼ばれて高級食材となっているズワイガニも、冬の味覚として知られていますが、種類は異なります。二つをゆでると一見区別するのが難しいものの、生きているものはズワイガニは褐色、ベニズワイガニは鮮やかな紅色をしているので見分けることができます。

 ベニズワイガニは高タンパク質、低脂肪のヘルシーな食材です。味覚に関係する亜鉛や、貧血を予防する鉄の吸収力を上げる銅といったミネラルも含みます。

 カニはそのままゆでて食べたり、鍋の具材として入れたりすることが多いかと思いますが、今回はベニズワイガニのボイルまるごと1匹を使ってできる料理を3品紹介します。見た目も華やかなベニズワイガニ。いろいろな料理に挑戦してみてください。

(料理研究家・土井小百合、松江市在住)

ボイルベニズワイガニの料理3品
■ボイルベニズワイガニの料理3品■

 ゆでたベニズワイガニ1匹を用意し、脚を付け根から外しておく。

 【甲羅でカニみそ茶わん蒸し】

 <材料甲羅1個分>

 カニの胴体(甲羅部分)、溶き卵1/2個分、だし汁75cc

 <作り方>

 (1)溶き卵とだし汁を混ぜてこし器でこしておく

 (2)甲羅を手で開いて腹部を取り除き、カニみそを甲羅の中に広げて(1)を加える

 (3)(2)を蒸し器に入れ、弱火で7~8分蒸す

 <アドバイス>

 ・中の温度が100度以上になると表面に泡がたつので注意する

 ・カニの身を加えてもよい

【カニの炊き込みご飯】

<材料米2合分>

 米2合、カニの脚4本、昆布約3センチ角、しょうゆ大さじ1、酒大さじ2、みりん大さじ1、塩ひとつまみ

 (1)といだ米にしょうゆ、酒、みりん、塩、昆布を入れて2合の目盛りまで水(分量外)を加える。カニの脚2本を殻つきのまま上にのせて炊く

 (2)炊きあがったら一緒に炊いたカニの身をほぐして米と混ぜ合わせる

 (3)残り2本分の脚の身も取り出し、上から散らす

【揚げガニ】

<材料2人分>

 カニの脚6本、揚げ油、こしょう、レモン各適量

 <作り方>

 (1)食べやすいように脚の殻の表面を削る。水分はしっかり拭き取っておく

 (2)160度の油で(1)を素揚げにする

 (3)揚がったらこしょうを振り、レモンを添える

お魚ひとくちMEMO

 ベニズワイガニの生息水深はズワイガニよりも深く、水深500~2500メートル前後の海底に生息している。島根県水産課によると、2016年度の漁獲量は4076トン。県内ではカニかごを使って漁獲されている。かごには小さなカニは逃げられるよう「脱出口」と呼ばれる穴を設けるなどして、資源保護に取り組んでいる。

2017年12月26日 無断転載禁止