浜田・雲城小児童 地雷防護具など体験 コマツが除去活動紹介

地雷除去活動で使われる防護ベストやヘルメットを身に着ける児童
 建設機器大手のコマツ(東京都)が社会貢献活動として行っている地雷除去活動について学ぶ授業がこのほど、浜田市金城町下来原の雲城小学校であった。5、6年生35人が、同社社員から取り組みの説明を受け、平和な世界の実現につながる活動への理解を深めた。

 児童たちは、同社の柳楽篤司・地雷除去プロジェクト室長(52)による写真を交えた説明で、世界には、地雷によって手足を失ってしまった人がいることや、地雷が埋まっている危険性があるため、運動場の敷地が狭くなっている学校があることなど厳しい現実に思いを巡らせた。

 続いて、地雷のレプリカを見たほか、手作業で除去活動に従事する際の防護ベストやヘルメットを実際に着用。「重たい」などと声を上げた。

 また、柳楽室長は、同社がブルドーザーや油圧ショベルを製造する技術を応用して、地雷を効率良く、安全に除去する機械を開発した経緯を説明。「人がけがをしないよう安全面での試験を繰り返した」と話し、「人力で作業するより、機械化することで、効率よく安全な土地を増やすことができた」と成果を伝えた。

 5年の甲山千夏さん(11)は「よく見かける建設機械の技術が、地雷除去に役立っていることに驚いた」と話した。

 授業は、来年1月末までに市内の小学校8校で実施する。

2017年12月29日 無断転載禁止