最終回の目玉「舞妓」 石正美術館が所蔵展

石本正氏の作品に見入る来場者
 浜田市三隅町出身の日本画家で、2015年に亡くなった石本正氏の作品を紹介する「石本正作品選【4】」が同町古市場の石正美術館で開かれている。同館の所蔵作品の中からえりすぐりの36点が来場者を魅了している。3月18日まで。

 同館は2千点以上の石本氏の作品を所蔵し、4シリーズある展示の最終回。目玉作品は2枚のびょうぶに舞妓(まいこ)を描いた大作「舞妓」で、計7人の舞妓が描かれているが、作品には金箔(きんぱく)で3人の裸婦を消した跡も残る。石本氏が制作で苦心した様子がうかがえる。

 このほか、白鳥や風景画などを熟練の技法で描いた作品が石本氏の画業を伝え、来場者は足を止めて一点一点に見入っていた。

 同美術館の横山由美子学芸員(40)は「会場に足を運んで、石本氏の絵に対する情熱を感じてほしい」と来場を呼び掛けた。

2018年1月8日 無断転載禁止