(12月24日~1月6日)島根

 ◆コウノトリ保護、活用策を議論

 コウノトリがすみやすい環境づくりに向け、「斐伊川水系生態系ネットワークによる大型水鳥類と共に生きる流域づくり検討協議会」が雲南圏域ワーキング(作業部会)を設け、12月26日、雲南市内で初会合を開いた。住民らが、国内有数のコウノトリの生息地となった雲南圏域での保護、活用策について必要な対応や課題を議論した。


 ◆三江線代替バス運行費年2億6千万円

 今年3月末で廃止になるJR三江線の代替バス(13路線)について、島根、広島両県と沿線6市町などでつくる「三江線沿線地域公共交通活性化協議会」が、年間運行費用(支出)を総額約2億6千万円と試算していることが12月27日、分かった。13路線全てが支出分を運賃収入で賄えず、赤字になると予測。国・県補助を受けても、市町の負担は年間計約1億2千万円になるとみている。


 ◆介護報酬300万円不正請求で指定取り消し

 実態がないのに訪問介護したと報告し、約300万円の介護報酬を不正請求したとして、県は12月27日、安来市古川町の介護保険事業会社「エー・サポート」が運営する訪問介護事業所「ゆかり園」(雲南市三刀屋町下熊谷)の指定を取り消した。県内で同様の取り消しは今年2件目で、通算では4件目。


JR宇都井駅に停車した列車内で歌声を響かせる参加者=邑南町宇都井
 ◆三江線宇都井駅、天空歌声列車で新年祝う

 今年3月末で廃止になるJR三江線の宇都井駅(邑南町宇都井)で12月31日深夜から1日未明にかけて、年越しイベントが開かれた。地上約20メートルにあり、「天空の駅」と呼ばれる同駅で、地元住民らが貸し切り列車の中で歌ったほか、カウントダウンを行い、地域を走り続けた三江線に感謝した。


 ◆テニス錦織、全豪欠場

 男子テニスの元世界ランキング4位で右手首の故障からの復活を目指す松江市出身の錦織圭(28)=日清食品=が3日、四大大会第1戦の全豪オープン(15日開幕・メルボルン)を欠場すると発表した。


 ◆溝口知事公務復帰、2月に手術の可能性

 食道がんの治療で東京都内の病院に入院していた溝口善兵衛知事が4日、記者団に今後の治療方針を説明し、2月にも外科手術に踏み切る可能性があることをあらためて明らかにした。2月中に開会予定の定例議会は「出られない可能性もある」と述べ、職務代理者の配置は「体調をみながら考える」とした。


 ◆統合失調症治療、島大が研究講座

 島根大は5日、免疫障害を原因とする統合失調症の根治に向けた治療法開発を目指し、難病の治療や検査薬の研究開発を手掛けるRESVO(レスボ、東京都)と、「免疫精神神経学共同研究講座」を同大医学部(出雲市塩冶町)に開設した。3年かけて基礎研究と臨床試験を重ね、同症の診断を行う検査薬と治療薬の開発につなげる。

2018年1月8日 無断転載禁止