女子ログ 鉄琴、木琴持ち

 統合により閉校した小学校の物品がもらえるというので、夫と出掛けた。もらったのは図工室の机2台、長椅子3台、アコーディオン1台、シンバル大小、リコーダー数本。こまごましたものも多数。これらだけでももらいすぎだと思うけれど、さらに鉄琴、木琴を1台ずつ。

 3階の音楽室から、2人で両端を持ち、そろりそろりと降ろしていると、こんなに大きなものが本当にいるのだろうかという気持ちが大きくなっていった。引き返すならば今だと聞くと、「いる」と楽器好きの夫は即答。そして、わが家は鉄琴、木琴持ちになった。ご近所にも知れ渡り、おとなりの小学生もたたきにやってくる。

 実はもう1校別の小学校にも行き、そこでは持ち運びのできる鉄琴をもらった。宴会で披露するときに便利だ、じゃあ私はシンバルで合いの手をいれるね、と余興好きの私たちは盛り上がり、もらってきたけれど、そんな宴会はあるのか。うるさくて怒られそうだ。

 1年前に引っ越してきた時は、広すぎる家だったのにどの部屋も埋まってきている。置く場所があるからと、いつか宴会で使えるかもと、いるような、いらないようなものが着々と増えている。

   (鳥取県八頭町・桃子)

2018年1月10日 無断転載禁止