松江・母衣小5年生が揮毫協力 昭和橋の橋名板設置

自分たちが揮毫した橋名板の前で笑みを浮かべる児童たち
 松江市中心部で拡幅工事が進む都市計画道路・城山北公園線(通称・大手前通り、約1キロ)の橋梁(きょうりょう)に、地元の母衣小学校(松江市北田町)の児童が揮毫(きごう)した橋名板が設置された。お披露目式が12日あり、児童たちは笑みを浮かべて自分の書いた文字を指でなぞるなどした。

 設置されたのは、大手前通りの東端に位置する田町川に架かる昭和橋(同市南田町)で、4車線化に伴って全長10.8メートル、幅29メートルに拡幅された。2017年9月の完成後、事業主体の県や地元の城東地区町内会自治会連合会が、通りへの愛着心を育もうと揮毫を母衣小学校に依頼した。

 橋名板は縦15センチ、幅30センチの真ちゅう製で、欄干の四隅にそれぞれ「昭和橋」「しょうわはし」「田町川」「平成29年9月竣工(しゅんこう)」と書いた4枚を設置した。同校は5年生に協力を呼び掛け、校内審査を経て4人の文字を選んだ。

 現地で開いた除幕式には県や地元自治会、工事関係者らとともに、揮毫した児童4人も参加した。田中麻琴さん(11)は「多くの人が橋や川、通りに興味を持ってもらうきっかけになれば」と願った。

 大手前通りの拡幅は渋滞緩和や歩道の安全確保、市街地活性化を目的に、県が03年度に事業着手。総事業費は約130億円で、18年夏の完了を予定している。

2018年1月13日 無断転載禁止