大田で石見銀山かるた大会 表情真剣絵札を争奪

懸命に絵札を取り合う参加者
 大田市の世界遺産・石見銀山遺跡を題材にした「石見銀山かるた」を使った、かるた大会がこのほど、同市大田町のサンレディー大田であった。同僚、友人らでつくる3人一組の計28チームがトーナメント形式で覇を競い、会場内には、真剣な表情で絵札を取り合う出場者たちの「はい!」という大きな声が響いた。

 石見銀山かるたは、同遺跡の魅力を市民に分かりやすく伝えようと2005年、市民団体「石見銀山かるたの会」が制作。銀の積み出し港・鞆ケ浦や銀山街道、間歩、熊谷家、羅漢寺といった遺跡内の史跡、名所が盛り込まれている。

 大会は、サンレディー大田などでつくる実行委員会が毎年開き、今回が9回目。参加者たちは畳の上に正座し、読み上げられる読み札に神経を集中して、素早い動きで絵札を取り合った。熱戦の結果、地元中学生チームの「吹奏楽中音パート」が優勝した。

 大田市立五十猛小学校6年の井藤風香さん(12)は「かるたを通して、楽しみながら歴史にも詳しくなったような気がする」と話した。

2018年1月26日 無断転載禁止