女子ログ 誰にも見せない日記

 2015年の年明けに、5年間書き込める日記帳を買った。毎日埋まってはいないが、ついに4年目に突入した。

 そもそも始めたきっかけは、日々感じたことをアウトプットしたかったから。全てをSNSにさらけ出すわけにいかず、誰にも見られない日記帳に手書きすることにしたのだ。字の大きさひとつとっても、その日の感情が表れる、アナログならではの味わいがある。うれしいこと楽しいことばかりではなく、嫌なことつらいことも書いてきた。

 先日、尊敬する先輩が日記を書いていると聞いた。体調の悪かった日、看病してくれた家族への感謝をつづったそうだ。それを聞いてはっとした。誰かに見せるものではないのに、他者への感謝をつづり、いったん自分でかみしめる。その先輩は優しく思いやりのある人なので、その優しさは、その日の振り返りの時間に考えることの積み重ねで人柄として形成されていったのでは?と感じた。

 自分を振り返ってみれば「自分が」どうした、どう感じた、ばかりだった。他者から受けた思いやりや優しさを忘れないために、そうしたことも日記に書いてみたい。

 今以上に周囲の人に感謝し、憧れの先輩のような穏やかな人になりたい。4年目の日記、誰にも見せることはないが、内容を少し変えようと思う。

(益田市・チャッキー)

2018年1月31日 無断転載禁止