輝(き)らりキッズ クロスカントリーリレー島根代表

自己ベスト更新 練習の成果発揮

原田奈茄(はらだ なな)さん(邑南・市木小 6年)

出店優花(でみせ ゆうか)さん(邑南・市木小 5年)

たすきリレーの練習をする原田奈茄さん(左)と出店優花さん=島根県邑南町市木、市木小学校
 野原や森林などを横断(おうだん)するように設定(せってい)されたコースで速さを競(きそ)う「クロスカントリーリレー」の全国小学生大会に、島根県代表として邑智(おおち)JTSの男女8選手が出場しました。このうち、女子選手2人は全校児童22人の市木(いちぎ)小学校(同県邑南(おおなん)町市木)から選ばれました。2人は陸上の練習とともに学校の授業(じゅぎょう)も一緒(いっしょ)に受け、スポーツと勉強の両方で頑張(がんば)っています。

 県代表になったのは6年生の原田奈茄(はらだなな)さん(12)と5年生の出店優花(でみせゆうか)さん(11)です。2人とも走ることが好きで、邑智JTSと日貫(ひぬい)クラブの練習に週5日参加しています。「陸上はいろんな種目に挑戦(ちょうせん)できる」と声をそろえます。

 昨年12月にあった全国大会には、50チームが出場しました。1人が1500メートルを走り、6人でたすきをつなぎました。2人とも自己(じこ)ベストを更新(こうしん)することができ、全国の舞台(ぶたい)で緊張(きんちょう)していても、日ごろの練習の成果は十分に発揮(はっき)しました。

 2人の通う市木小は規模(きぼ)が小さく、二つの学年が一緒に授業を受ける複式(ふくしき)学級が導入(どうにゅう)されています。そのため5、6年生は同じクラスです。お互(たが)いのことについて原田さんは「ずっと笑っていて、周りの人と仲良く過(す)ごしている」、出店さんは「頭がいいのであこがれる」と良い点をそれぞれ挙げます。人数が少ないので、お互いのことがよく分かるようになるのです。

二つの学年が同じ教室のため、6年生の原田奈茄さん(左手前)と5年生の出店優花さん(中央奥)は一緒に授業を受ける=島根県邑南町市木、市木小学校
  市木小には「市木どんど鼓(こ)」といわれる太鼓(たいこ)があります。公民館祭りや学習発表会で、ばちさばきを地域(ちいき)住民に披露(ひろう)します。6年生の卒業が迫(せま)ると引き継(つ)ぎ式として、5年生にばちを手渡(てわた)す行事があります。

 原田さんは「6年間ずっとやってきた。卒業するとできなくなるので残念」と惜(お)しみ、出店さんは「6年生がいなくなると心配だけど、しっかりと受け継いでいきたい」と気を引き締(し)めます。

 児童と先生たちの仲がいいのが市木小の特徴(とくちょう)です。原田さんは「笑顔(えがお)と元気がいっぱいで、楽しい6年間だった」と周囲に感謝(かんしゃ)します。小さな学校でも仲間と頑張れば、2人そろって全国大会に行けることを示(しめ)しています。

プロフィル

【好きな教科】

(原田さん)体育、算数

(出店さん)体育、図工


【好きな芸能人(げいのうじん)】

(原田さん)米倉涼子(よねくらりょうこ)

(出店さん)ブルゾンちえみ


【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】

(原田さん)パティシエ

(出店さん)飼育(しいく)員

2018年2月7日 無断転載禁止

こども新聞