合格祈願の「茅の輪」贈呈 JR西日本米子支社 浜田鉄道部

学生代表の大庭聖香さん(左)に茅の輪のマスコットを手渡す三島稔駅長
 JR西日本米子支社浜田鉄道部(島根県浜田市浅井町)は9日、石見神楽の演目「鍾馗(しょうき)」で神方が使う「茅(ち)の輪」のマスコットを、看護師国家試験合格のお守りとして、県立石見高等看護学院(益田市昭和町)の3年生33人に贈った。試験を18日に控えた看護学生を応援しようと贈呈し、吉報を願った。

 「鍾馗」は、もろもろの病をつかさどる疫神を茅の輪と剣で退治する人気演目で、茅の輪には病気を払う意味があるとされる。大事な時期に風邪など引かず、無事合格してもらおうと、同鉄道部の職員14人が昨年12月から準備し、和紙を使って900人分を作った。

 直径5センチで、「合格祈願」と書かれたミニ絵馬付き。JR大田市、江津、浜田、益田の各駅で1月から、受験生向けに無料配布している。

 同学院の学生は昨年6月、豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」が初運行した際、学校近くのJR山陰線で、手作りの歓迎横断幕を手にお出迎えしており、同鉄道部は感謝の意を込めて贈呈を決めた。

 この日は、益田駅の三島稔駅長(54)が同学院を訪問。学生代表の大庭聖香さん(21)=益田市出身=に、全員分のお守りを手渡した。大庭さんは「地域の皆さんに支えられていることに感謝し、全員が合格できるよう、頑張ります」とお礼を述べた。

 同鉄道部は2016年12月にも、同学院の看護学生に、JR木次線の急勾配を走るトロッコ列車・奥出雲おろち号の車輪の空転防止に使う「すべらない砂」を贈っている。

2018年2月10日 無断転載禁止