心込め3年生最後の舞 商業高郷土芸能部が公演

完成度の高い舞とはやしを披露する郷土芸能部員
 島根県浜田市熱田町の浜田商業高校で11日、石見神楽の伝統を引き継ぐ郷土芸能部による公演「椿(つばき)咲く丘の舞い遊び」があった。本年度は神楽経験のない新入部員が多かったが、締めくくりの公演は完成度の高い9演目を披露し、市内外から集まった約500人の神楽ファンを魅了した。

 基本動作が中心となる「塩祓(はら)い」で幕開けし、武甕槌命(たけみかづちのみこと)が外国から来襲した大悪鬼と戦う「道(ち)返(がえ)し」、会場の子どもたちに菓子をまく「恵比須(えびす)」など、部員同士が息を合わせた舞で会場を沸かせた。

 公演には1~3年生の部員18人が参加。このうち3年生7人は、高校生活で最後の舞台となった。

 菅原道真の生涯を演じた「天神」で、笛を担当した商業科3年の勝手優華さん(17)は「しっかり吹けるよう頑張った。卒業しても地元で神楽を続けたい」と話した。

2018年2月12日 無断転載禁止