(2月4日~10日)鳥取

万歳三唱をして初当選を喜ぶ﨏田淳一氏=日野町根雨、町農業構造改善センター
 
◆日野町長に﨏田氏初当選

 任期満了に伴う日野町長選は4日投開票され、無所属新人の﨏田淳一氏(61)が2票の僅差で無所属現職の景山享弘氏(75)=3期=に競り勝ち、初当選を果たした。12年ぶりの選挙戦の投票率は77・49%で、2006年選挙を8・63ポイント下回り、過去最低となった。




 ◆JAXA開発機器で風計測

 県が8月から1年間、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と超音波計測器メーカー「ソニック」(東京都)が共同開発した機器を使い、鳥取空港(鳥取市)での風の影響を分析して飛行機の離着陸に生かす実証実験に乗りだす。従来の約10倍に当たる上空約100メートルまでの風速や風向きのデータなどを取得して乱気流の状況を把握でき、欠航を少なくする効果があると期待がかかる。6日の定例会見で平井伸治知事が明らかにした。


 ◆町民に理解求め議会改革

 伯耆町議会の議員定数等調査特別委員会(渡部勇委員長、14人)は7日、現定数14を維持する方針に町民の理解を得るため今後、別の特別委員会を設けて議員活動の在り方など議会改革を協議する方針を決めた。町民アンケートで定数削減を求める声が最多だったのは、議員活動に不満があるためだとみて「議会の努力を示す」としている。


 ◆腎臓生体検査の新手法

 鳥取大医学部付属病院(米子市西町)の稲賀すみれ講師(解剖学)らの研究チームが走査電子顕微鏡を使った腎臓の生体検査病理診断法を開発した。透過電子顕微鏡を使う従来の手法だと3週間~1カ月かかる検査期間が1週間に短縮でき、サンプル採取数が少なくて済むため患者の負担も減る。広範囲を立体的に観察でき、診断の精度向上にもつながるという。8日、稲賀講師が米子市内で会見した。


 ◆弓浜半島のトンド、県無形民俗文化財に

 県文化財保護審議会(会長・永松大鳥取大教授)は8日、歳徳神が練り歩く点で全国的にも珍しい「弓浜半島および近隣地域のトンド」(米子、境港、南部、伯耆4市町)と、ススキで作った「打杖(うちじろ)」を抱えてぶつかり合う奇祭「宮内の嫐(うわなり)打ち神事」(大山町)を無形民俗文化財に指定するよう県教育委員会に答申することを決めた。近畿以西で初めて見つかった縄文時代草創期(約1万2千年前)の「板状有溝砥石(といし)」など「智頭枕田遺跡出土先史時代遺物」(智頭町)の保護文化財指定も求める。


 ◆県立美術館コンセプトは「未来をつくる」

 県教育委員会は9日、県立博物館から倉吉市に分離新設する美術館の整備基本計画素案を示した。コンセプトは「未来をつくる美術館」として「人づくり」「まちづくり」「県民参画」の三本柱を掲げた。施設規模は現在の県立博物館と同程度の9910平方メートルを想定し、整備費は97億円と試算。これまで20万人と見込んでいた年間入館者数は10万人に引き下げた。

2018年2月12日 無断転載禁止