浜高生 町歩きアプリ開発 開府400年向け2月中に公開

浜田市中心部のまち歩き用アプリケーションの開発に取り組む浜田高校歴史社研部の部員たち
 2019年の浜田開府400年に向け、浜田高校(島根県浜田市黒川町)の歴史社研部の部員が、市中心部のまち歩きに使うアプリケーションの開発に取り組んでいる。現在の地図上で指定した場所を、江戸時代以降に作られた5種類の地図で示し、往時の城下町の様子や変遷を伝える内容。2月中にインターネット上で公開予定で、部員は「散策のお供として使ってもらい、一昔前の町並みを感じてほしい」と思いを込める。

 アプリでは、浜田城跡がある同市殿町から牛市町や原井町などにかけての市中心部の地図を表示。スマートフォンなどタブレットでタップした地点の周辺を、1600~1800年代にそれぞれ描かれた3種類の城下町絵図と明治時代後期の2万分の1地形図、昭和初期の鳥瞰図(ちょうかんず)に切り替える。寺院や歴代浜田藩主の関連史跡などの写真を表示する機能も搭載する。

 市内に残る多数の地形図や絵図に興味を持ってもらおうと、同部の活動の一環として昨秋に制作を開始。インターネット上に公開されている無料ソフトを使用し、写真撮影のために史跡などに足を運んでいる。完成後は、地図の作製や投稿、閲覧専用ウェブサイト「stroly(ストローリィ)」内で公開する。単独のアプリケーションとして無料配信も検討している。

 同部の三浦渚さん(16)=1年=は「町を歩く人が、浜田の昔の地形や町並みに思いをはせられるようなアプリに仕上げたい」と意気込みを示す。部員たちは、17日に同市殿町の市役所である浜田開府400年記念市民講座で、アプリの機能についてプレゼンテーションを行う。

2018年2月14日 無断転載禁止