女子ログ 作品に込められた思い

 友人がステンドグラスを使ったアクセサリーや花瓶などを作るデザイナーだ。上京して20代でブランドを立ち上げ、コツコツと続けている。

 インターネットで注文を受ければ、どこでも仕事ができると、おととし、家族を連れて出雲に帰ってきた。

 昨春、自分の美容院をオープンした時、窓の一部とガラステーブルを、店のロゴマークである梅をあしらったステンドグラスで飾ってもらった。

 和の味わいがある絵で、光が当たると鮮やかな色が浮かぶ。とてもステキだ。お客さまにも好評で、自分がほめられたようにうれしかった。

 今冬、石油ストーブを買った。ランタンの形をしたおしゃれなストーブを見たその友人が、ガラス部分に絵を描いてはどうかと提案してくれた。

 お任せして出来上がった絵は、梅をモチーフにした雲や和模様がデザインされていた。私の好みを知っているからこその作品。これまたお客さまに大好評だった。

 全ての物は、作った人の思いでできていると思う。私はそういう物に囲まれて仕事ができることを、とても感謝している。

 思いのある作品がもっと世の中にあふれていけば、もっとすてきな世になるのかもしれない。ストーブにあたりながら、そんなことを気付かせてくれる友人を思い、心も温まる。

(出雲市・かぐれ・フミ)

2018年2月14日 無断転載禁止