輝(き)らりキッズ 陸上1500メートル 中学男子1年 県内トップ級

総体制し石見駅伝も力走

サッカーとの両立頑張る

下尾 颯大(しもお そうだい)さん(江津・青陵中)

室内練習で汗を流す下尾颯大さん=江津市二宮町、青陵中学校
 中学校から陸上競技(きょうぎ)を始め、島根県内の各種大会で好成績を収(おさ)めている男子選手が江津(ごうつ)市内にいます。青陵(せいりょう)中学校1年の下尾颯大(しもおそうだい)さん(13)は昨年、同県中学校総合(そうごう)体育大会の男子1年1500メートルで優勝(ゆうしょう)し、県西部の中学校が競う石見(いわみ)地区男子駅伝競走大会にも出場して青陵中の大会4連覇(れんぱ)に貢献(こうけん)しました。個人(こじん)1500メートルでは中国大会と全国大会も経験(けいけん)し「もっとレベルアップしたい」と、練習に励(はげ)んでいます。

 小学校時代からサッカーを続けている下尾さんは、現在(げんざい)も県西部にあるサッカーのクラブチーム「レスポール浜田(はまだ)」に所属(しょぞく)。青陵中で約1~2時間の陸上練習後、隣(となり)の浜田市に移動(いどう)してクラブチームの練習に参加するなど、陸上とサッカーの両立に頑張(がんば)っています。

 陸上部に入部したのは、サッカーチームの先輩(せんぱい)が同部に所属していたのがきっかけ。小学校5、6年生の時に江津市内の陸上大会で1000メートルに出場し、2年連続で優勝するなど長距離(ちょうきょり)走に自信があったこともあり「長い距離を走るのは陸上もサッカーも一(いっ)緒(しょ)。自分もやってみようと思った」といいます。

陸上部の仲間と腹筋運動に取り組む下尾颯大さん(左端)=江津市二宮町、青陵中学校
 下尾さんの特長は、スタートから飛び出し、ペースを落とさずゴールまで走れるスピードです。昨年7月の県中学校総合体育大会でも持ち味を生かし、4分41秒51のタイムで優勝。8月に岡山(おかやま)市であった中国大会では、順位は11位ながら、自己(じこ)ベストの4分36秒90を記録しました。

 陸上部顧問(こもん)の貝谷恵昭教諭(かいたによしあききょうゆ)(52)は、下尾さんの走力に加え「サッカーを言い訳(わけ)にせず、全力で陸上の練習もする。他部員にも自分から声を掛(か)け、仲間を引っ張っていく力もある」と、部活動に取り組む姿勢(しせい)を高く評価(ひょうか)。昨年10月にあった石見地区中学校男子駅伝競走大会に、下尾さんを1年生で唯一(ゆいいつ)起用し、下尾さんも力走で期待に応(こた)えました。

 ただ、昨年は悔(くや)しい経験もしました。10月に横浜市で開かれた全国大会のジュニアオリンピック陸上競技大会では「緊張(きんちょう)もあって思うような走りができなかった。スピード、持久力(じきゅうりょく)ともまだまだ鍛(きた)えなければと実感した」と、予選で涙(なみだ)をのみました。

 今年も県総体の1500メートルで1位を取り、そして全国大会で昨年より良い成績を残したい-。強い決意を胸(むね)に、下尾さんは次の目標に向かってすでに走りだしています。

プロフィル

【好きな教科】体育
【好きな食べ物】サババーガー
【趣味(しゅみ)】サッカー
【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】
         プロのサッカー選手

2018年2月14日 無断転載禁止

こども新聞